LONG THO寺障害児保護センター訪問の様子
12月2日(金)LONG THO寺障害児保護センターを訪問しました。
今回は、障害児たちが描いた絵を使用して作製した2023年のカレンダーが
完成し届けに行きました。
カレンダーの他、試作品で作製したマグカップやタオル、キーホルダーなどの
アイテムも一緒にお届けしました。
自分たちの描いた絵が作品となったことに驚いたり、自分の絵を探したり、歓喜に
満ち溢れた表情や絵について話題が尽きない様子で、大盛り上がりでした。
今後も喜んでもらえる作品作りを保護センターの皆さんと一緒に考えていきたいと思っております。
今回、カレンダーのお届けの他、フエ外国語大学 日本語日本文化学科の学生さん
9名に協力をいただき、障害児たちと紙袋を作る活動を行ってきました。
まずは、学生さんたちに紙袋作りの説明、今回の訪問の目的などを説明させていただきました。
日本語を学ぶ学生さんたちは、皆さん卒業後も日本語を活かした就職先を考えており、
夢などたくさんの話を聞かせてもらうことができました。
次に障害児センターへ移動し、活動開始です。
障害児とかかわることが初めての学生さんがほとんどでしたが、積極的に関わる学生さんに、
障害児たちが心を開き、打ち解けるまでに時間はかかりませんでした。
障害児センターのほとんどの障害児たちが作業に参加してくれ、とてもたくさんの紙袋が
出来上がりました。
私はベトナム語が話せないですが、違うテーブルにいた私を見つけて、「教えて!」
「一緒にやろう!」と手を引いてくれた障害児や職員の皆さんと過ごす時間、ジェスチャーが
通じることがとても幸せでした。前回の訪問よりもたくさんお話できたことを嬉しく思います。
作業が終わるころには、学生さんたちが手話を覚え、障害児たちに手話を教えてもらったり、
披露したりする姿を見ることができ、今回の訪問、今後の支援の継続は意義のあることだと改めて感じます。
今後も継続した活動を行い、子どもたちの応援の輪が今後も広がっていくことを目指していきたいです。
今回も協力いただきました、フエ外国語大学のニャット先生ありがとうございました。